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リスク・リターン(RR)分類について

リスク・リターン分類とはどのようなものですか?

証券投資に際しては、高い収益(リターン)を得ようと思ったら、大きな損失を被る可能性(リスク)を覚悟する必要があります。

逆にいうと、リスクをとるのが嫌であれば、投資家は低いリターンで我慢しなければなりません。

投資信託というのは、できるだけリスクを低くして高いリターン得ようとする金融商品ですが、それでもリスクとリターンの対応関係は厳然として存在します。

なので、投資家は、投信ファンドの選択に際して、その商品のリスクとリターンの関係を十分に把握しておかなければ、適切な資産運用はできません。

そのような観点から、証券投資信託協会では、リスク・リターンの程度を5段階に分類しているのですが、これをリスク・リターン(RR)分類といいます。

関連トピック
なぜ5段階に分類しているのですか?

投信の運用会社(投資信託委託会社)が、自社のファンドがどの分類に入るのかを自主的に申告することにより、投資家が適切な商品選択をできるようにしています。

リスク・リターン(RR)分類の見方は?

分類はリスクとリターンの頭文字を取ってRRという記号を付けており、数字が大きくなるに従ってリスクが大きくなります。

具体的には、RR1は、MMF(マネー・マネージメント・ファンド)や中期国債ファンドなどのローリスク・ローリターンのものです。

一方、RR5は、デリバティブを活用して積極的にキャピタルゲインを狙うブル・ベアファンドなどハイリスク・ハイリターンのものが対象となります。


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