無議決権株は商法改正でどのように変わりましたか?
従来は、無議決権株とするのは優先株に限定され、その発行株数も会社の発行済み株式総数の3分の1以内に限られてきました。
さらに無議決権株でも、それが優先株としての条件を満たさないときには、議決権を行使できるとされてきました。
しかしながら、2004年4月1日施行の改正商法では、議決権の一部を制限した議決権制限株が認められました。
議決権制限株とはどのようなものですか?
上記の議決権制限株というのは、議決事項の一部に限り議決権を行使できる種類株式のひとつで、これには、従来からあった無議決権株のほか、議決権一部制限株も含まれます。
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