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効率的市場仮説について

効率的市場仮説とはどのようなものですか?

効率的市場仮説というのは、株価形成をめぐる理論の1つで、具体的には、市場は効率的で、株価に影響する様々な情報は、すでに株価に織り込まれているという考え方をいいます。

また、個別銘柄の選択は意味をなさないという考え方でもあります。

なお、この効率的市場仮説は、いっそすべての銘柄を買ったほうが有利であるという発想に結びつき、株価指数と連動するインデックス運用が流行する根拠の1つになりました。

なぜ「仮説」といわれるのですか?

効率的市場仮説は、過去の情報をもとにしたチャート分析や、企業分析により将来の株価を予測するアナリストの仕事を真っ向から否定するので、アナリストたちとの論争が数十年も続いています。

こうしたことが、今も「仮説」といわれるゆえんです。

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ケネディ・ショックとはどのようなものですか?

ケネディ・ショックというのは、ケネディ米大統領が打ち出した金利平衡税の導入による株価下落、さらにケネディ大統領暗殺に伴う1963年の2回の大暴落のことをいいます。

具体的には、内外の資本移動を制限する金利平衡税の導入発表により、同年7月には、日経平均株価は2日で1割下落しました。

さらに、その年の11月には、同大統領が暗殺され、市場は混乱しました。

月曜ボケとはどのようなものですか?

月曜ボケというのは、1週間の中で月曜の投資収益率が低いとするアノマリーをいいます。


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