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公的資金の株式運用について

公的資金とはどのようなものですか?

公的資金というのは、次のようなところが運用している資金をいいます。

■公的年金(厚生年金、国民年金)
■郵便貯金
■簡易保険

自主運用とは?

金融自由化が進展する中、運用利回り向上の要請が高まり、1986年度から段階的に自主運用という形で、その資金の一部が間接的に株式市場に流入してくるようになりました。自主運用には、次のものがあります。

■公的資金が直接運用する自家運用
■信託銀行、生保など民間金融機関への委託

このうち、民間委託分だけが一定の枠内※で株式投資が認められています。

※公的年金、郵便貯金は運用資産の30%、簡易保険は同80%までです。

関連トピック
効率的市場仮説とはどのようなものですか?

効率的市場仮説というのは、株価形成をめぐる理論の1つで、具体的には、市場は効率的で、株価に影響する様々な情報は、すでに株価に織り込まれているという考え方をいいます。

また、個別銘柄の選択は意味をなさないという考え方でもあります。

なお、この効率的市場仮説は、いっそすべての銘柄を買ったほうが有利であるという発想に結びつき、株価指数と連動するインデックス運用が流行する根拠の1つになりました。

なぜ「仮説」といわれるのですか?

効率的市場仮説は、過去の情報をもとにしたチャート分析や、企業分析により将来の株価を予測するアナリストの仕事を真っ向から否定するので、アナリストたちとの論争が数十年も続いています。

こうしたことが、今も「仮説」といわれるゆえんです。


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