広義の権利落ちといった場合には、増資や株式分割などの割り当ての権利と配当の権利を落とすことをいいます。 しかしながら、狭義の権利落ちは、増資や株式分割などに際して、新株の取得権がなくなった状態を指す新株落ちに限り、配当の場合は配当落ちとして区別しています。
堅調というのは、相場が高いことをいいます。 主として、上げ相場が続いてなお高いようなときに用いられます。
権利処理というのは、信用取引で、配当落ちや権利落ちが合った場合に、そのままだと落ち分だけ株価が安くなり売り方有利になるので、これを防ぐために買い方と売り方の間の損益を調整することをいいます。 配当落ちについては、配当が確定した段階で配当金相当額を調整します。 なお、権利落ちの場合は、権利処理価格を決めて最初の売買価格を引き下げることで調整します。
□株価格付け