株主総会というのは、会社の意思決定の最高機関のことをいいます。この株主総会において、株主は持ち株に応じて議決権を行使し、経営に参加します。
株主総会には、決算期ごとに定期的に開く定時株主総会と、必要あるごとに臨時に開く臨時株主総会とがあります。
株主総会は、取締役会が召集しますが、臨時総会は清算人会や少数株主※の請求により召集することもあります。 ※6か月前から引き続き発行株数の3%以上に当たる株式を持つ株主です。
株主総会は、会社法や会社の定款で規定されていることがらを決議しますが、主として、次のようなものがあります。 <通常決議> ■取締役、監査役、清算人の選任 ■報酬の決定 ■決算などの計算書類の承認 <特別決議> ■定款の変更 ■営業権の譲渡 ■株式併合 ■資本の減少 ■合併 ■会社の解散 なお、会社法により、取締役の解任は、それまでの特別決議から通常決議へハードルが下がりました。
2004年4月施行の改正商法では、株主総会の召集通知や議決権行使は、電子メールを利用することが可能になりました。
□黄金株