司法書士というのは、法務局や裁判所に提出する書類の作成や、手続きの代行をする国家資格者のことをいいます。

司法書士は、2002年の司法書士法改正によって、司法書士に対する簡易裁判所の訴訟代理権が付与され、自己破産や少額訴訟の訴訟手続きも取り扱いようになっています。

現在の司法書士の業務内容は、次のようなものです。

■登記・供託に関する手続きの代理
■裁判所・検察庁・法務局・地方法務局に提出する書類の作成
■法務局または地方法務局の長に対する登記や供託に関する審議請求の手続きの代理

ガイドラインというのは、政策や施策などの指標・指針のことをいいますが、旧大蔵省の事務ガイドラインは、財政局などの直接監督機関が統一的な対応を図るためにまとめたものです。

事務ガイドラインは、次のようなものからなっています。

■法令解釈
■内部手続
■業務の健全性に関する着眼点...など

ちなみに、1998年に大蔵省は金融関連通達を廃止したので、通達のうち認可・承認の審査基準や提出書類の様式、手続を定めているものは、省令・告示に明記し、それ以外の留意事項を事務ガイドラインとしてまとめたのです。

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